私の最も裕福なクライアントたちに共通する3つの習慣。FPとして15年のキャリアで気づいたこと(海外)
ほぼ15年にわたって裕福なクライアントに協力してきた私は、彼らには共通する習慣があることに気づいた。 彼らの戦略のいくつか、たとえば収入の最低でも25%を貯蓄するなどは、誰にとっても検討する価値があるだろう。 また、彼らは経済のプロ集団を雇用し、リスクに対処する方法をよく理解している。 私はおよそ15年にわたって裕福なクライアントに助言を与えてきた。そのため人々から、最も裕福なクライアントの成功の秘訣や共通項について尋ねられることが多い。 純粋に好奇心から尋ねてくる人もいるが、バンドワゴン効果や群集心理などと呼ばれる認知行動バイアスから質問する人も多い。群衆や世論に従うのが安全だと考える人々だ。 世論に従うのが必ずしも安全だとは限らないが、富裕層の共通点を知り、その行動やふるまいを自分の状況に当てはめることで、経済的に成功する確率を高めることは可能かもしれない。 経済的自立への道は人により異なるだろうが、私の最も裕福なクライアントたちに共通する日常的な習慣を3つ、ここで紹介しよう。
1. 年間を通じて最大の出費は「貯蓄」
豪華な邸宅や高級車など、高額なアイテムが裕福なライフスタイルに付属することもあるが、私のクライアントのうち最も裕福な人々は、貯蓄を最優先にする。 実際、私の最も豊かなクライアントは毎年、総収入の25%以上を貯蓄に回している。 専門家のほとんどは収入の10%から15%を貯蓄し、毎年、あるいはキャッシュフローに余裕ができたら貯蓄額を増やすように勧める。私もこの考え方に同意し、自分のクライアントにも同じように勧めることが多い。これまで預金口座に何も入れてこなかったなら、出発点として収入の10%から始めるのがいいだろう。 しかし、最も裕福なクライアントの習慣を参考にしたいのなら、彼らのほとんどはもっと攻撃的に貯蓄を始めたという事実を知っておくべきだ。私のクライアントのうち、最も成功している人々のほとんどは、その収入レベルに関係なく、つまり、非常に多くの年収を得ている人も、あるいは労働収入をまったく得ていない退職者も、高い比率を維持している。