うるま陸自訓練場、断念の報道に玉城知事が語ったことは 沖縄
沖縄県の玉城デニー知事は11日午前、うるま市石川のゴルフ場跡地で予定されている陸上自衛隊の訓練場整備計画について、防衛省が整備を断念する方針という報道を受けて「大歓迎だ」と話した上で「住民の声に政府は真摯に向き合うという姿勢をこれからも堅持してほしい。県内のどこにも訓練施設はいらないという声があり、引き続きわれわれも住民の声、民意を尊重してもらうよう要望していきたい」と話し、沖縄本島内の別の場所で訓練場を確保しようとする防衛省の姿勢をけん制した。 【候補地の地図】ゴルフ場跡地の陸自訓練場計画
有機フッ素化合物(PFAS)について、米環境保護局(EPA)は10日に、飲み水の濃度基準について1リットル当たり4ナノグラムという基準を最終決定した。 県企業局は、PFAS濃度の比較的高い中部水源について、渇水の対策として2月以降取水を再開している。玉城知事は今後、中部水源からの取水を再度停止する考えについて問われ「水事情が好転すれば中部水源からの取水はまた中止して、安全安心な水の供給を心がけていきたい」と答えた。
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