柔道・村尾三四郎、パリ五輪銀の悔しさを糧にGS東京へ「早く戦いの場に戻りたい気持ちがあった」…7日開幕
柔道のグランドスラム東京大会(7、8日・東京体育館)に出場する日本代表が5日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開した。男子90キロ級でパリ五輪銀メダルの村尾三四郎(JESグループ)は「コンディションも調整も順調に来ている。来年は世界選手権での優勝が僕の目標になるので、そこにつながる試合ができたら」と意気込んだ。 村尾はパリ五輪決勝で東京五輪覇者のラシャ・ベカウリ(ジョージア)に先に技ありを奪ったものの、残り4秒で逆転負けを喫した。帰国から間もない8月末には本格的に稽古を再開。GS東京大会に出場を決めたのも「多分金メダルだったら出てないんじゃないかなと思っている。銀メダルだったからこそ、早く戦いの場に戻りたい気持ちがあった」という。28年ロサンゼルス五輪に向け、まずは今大会を制して弾みを付ける。
報知新聞社