シティがウォーカーに対するSNS上での誹謗中傷に声明「いかなる差別も容認しません」
マンチェスター・シティは12日、イングランド代表DFカイル・ウォーカーに対するSNS上での人種差別的虐待を含む誹謗中傷を非難する声明を発表した。 ジョゼップ・グアルディオラ監督就任以降、最も困難な日々を過ごすシティ。そのなかで低調なパフォーマンスの終始するキャプテンのウォーカーに対する風当たりは強まっている。 そんななか、11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のユベントス戦(0-2●)の試合後にはウォーカーのインスタグラムに対して、人種差別的虐待を含む誹謗中傷のメッセージが届き、同選手はアカウント名とユーザーハンドルを隠したメッセージのスクリーンショットを公開するとともに、以下のメッセージを綴っていた。 「昨夜の試合以来、僕がオンラインで受けてきたような卑劣で人種差別的で脅迫的な虐待を、誰も受けるべきではない」 「インスタグラムと当局は、このような虐待に苦しんでいるすべての人のために、このようなことが起きないようにする必要がある。これは決して容認できない。ファンの皆さん、僕らはチームとしてより良い結果を出すために、改善するために、そして共に好転するために、引き続き努力していくつもりだ」 このウォーカーの行動を受け、クラブも12日に以下の声明を発表し、人種差別的虐待を含む誹謗中傷を非難した。 「マンチェスター・シティは、昨夜の試合後にカイル・ウォーカーがオンラインで受けた人種差別的虐待を強く非難します」 「スタジアム内であろうとオンライン上であろうと、いかなる差別も容認しません」 「カイルが受けたひどい扱いに対して、私たちは全面的にサポートします」
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