「盆踊りに飛び入り」「聡明でフレンドリー」 関係者が見たご留学時代の陛下の横顔
スーさんは、留学中の陛下の警護を担当していたロジャー・ベーコン氏(故人)とも交流があったといい、「警護官たちも陛下を守りながら、英国でできるだけ一般の人と同じ、普通の生活ができるように心を砕いていた」と明かす。
陛下が帰国後、まとめられた留学記「テムズとともに」は翻訳され、英国でも出版された。スーさんはこの留学記を懐かしく読み、日本での陛下のご活動を注視してきたという。
即位後、天皇として外国賓客接遇に臨まれる陛下のお姿にも報道で触れ、「感銘を受けた」と話すスーさん。国賓としてのご訪英に、「言い表せないほど、感慨深い気持ちがある。ご訪問を通じて、もっと多くの人に陛下のお人柄を知ってほしい」と話している。(緒方優子)