解説も大興奮「相当やばい!」スケボー草木ひなの 土壇場“フルメイク” 予選半数を終えて暫定3位
◇パリオリンピック2024 スケートボード女子パーク予選(大会12日目=日本時間6日、コンコルド広場) 【動画】堀米雄斗メダリスト会見 日本のスケーターはなぜ上手い?ナイジャ&ジャガーも興味津々 4組に分かれた22人のうち、上位8人が決勝に進める予選。日本勢の3人、開心那選手、四十住さくら選手、草木ひなの選手が1組目に登場。 開選手が88.07、草木選手が85.11、四十住さくら選手が79.70のスコアで予選を終えました。 その中で、土壇場で勝負強さを見せたのが草木選手。3回のランの中でのベストスコアを競う中、2回目まではスコアを伸ばせず52.21。あとがない3回目で会心の滑り。ダイナミックなバックサイド540を決めると、会場は大歓声。フルメイクを決め、高得点をたたき出し、決勝進出へ一気に近づきました。 解説の松井立さんも「やばい!やばい!すごい!3本目で持ってきたのは相当やばい!」と大興奮。 笑顔でインタビューに応じた草木選手は「安心しました。2本目を滑り終わったあとに、コーチから『スピードのつけ方を意識して3本目を滑りな』と言われた。それを3回唱えて、音楽を聴きながらのりながら行けました。(バックサイド540の成功に)観客のみんながワーと沸いてくれた」と充実の表情を浮かべています。 予選2組目を終えて、開選手が1位、草木選手が3位、四十住選手が5位。予選出場者は残り3組、4組の計10人。3人とも現時点で、8位以内に入る決勝進出の可能性を残しています。