抹茶カフェ「アトリエマッチャ」が銀座に移転!新作ドリンクやスイーツ、フードも充実
京都・宇治の製茶問屋「山政小山園」が手掛ける抹茶カフェ「ATELIER MATCHA(以下、アトリエマッチャ)」が、日本橋人形町から銀座8丁目に移転し、リニューアルオープンを果たした。 【写真】ATELIER MATCHA初!全13品の「Ginza MATCHA アフタヌーンティー」 2021年、“MATCHAのサードウェーブ” をコンセプトに日本橋人形町にオープンした「アトリエマッチャ」。今回、東京メトロ「東銀座駅」から徒歩約6分、新橋演舞場や銀座中学校にほど近い銀座8丁目に移転。人形町では土日などの混雑時に行列ができていたといい、特徴的な縁側席はそのままに席数を増やし、道路に面して窓を大きく取った店内は明るく開放感にあふれている。 「アトリエマッチャ」を運営するTZENの長尾千登勢さんは、移転先に銀座を選んだ理由を「インバウンドのお客様が必ず立ち寄る場所で、そうした方に宇治のおいしい抹茶を味わっていただきたかった。銀座自体が長年にわたり東京の文化の中心地であったこともあり、銀座を拠点にすることで茶文化の発信ができないかと思っている」。
電動茶せんを使って点てたMATCHAドリンクやオリジナルメニューは健在。銀座に移転したタイミングで新作メニュー「MATCHA アップルパイシェイク」「MATCHA キャラメルモンブラン」、新作スイーツ「MATCHA 天王山生大福」「パンプキンタルト焦がしカラメル」、さらに移転記念メニュー「Ginza MATCHA アフタヌーンティー」が登場した。 「MATCHA アップルパイシェイク」はアップルフィリング、バニラシェーク、濃茶ソースの上にパイ生地とアーモンド、シナモンやクローブ、ナツメグなどのスパイスをトッピング。甘酸っぱいアップルパイと濃厚なバニラ、抹茶の組み合わせが意外にもよく合うパフェ風のドリンクだ。
「MATCHA キャラメルモンブラン」はモンブランクリーム、キャラメルシェーク、濃茶ソースの上に絞ったモンブランクリーム、マロングラッセ、粉砂糖をトッピング。モンブランの濃厚なコクと香ばしいキャラメル、ほろ苦い抹茶の王道の組み合わせが楽しめる。 茶道用抹茶「天王山」の生クリームをあんこと牛皮で包んだ「MATCHA 天王山生大福」、パンプキンタルトの上のカスタードクリームとカラメルの食感が楽しい「パンプキン焦がしカラメル」。予約限定の「Ginza MATCHA アフタヌーンティー」は、抹茶尽くしの和洋スイーツとセイボリーなど全13品のプレートに、お茶会で使うグレードの手積み一番茶「小倉山」と好きなドリンク1点が付いたスペシャルなアフタヌーンティーとなる。
成長し続けている世界の抹茶市場。長尾さんは今後の展開に「おひとりでも気軽に立ち寄れるというコンセプトはキープしつつ、銀座の街に合わせてステップアップしたプレミアム抹茶の楽しみ方を提案したい。国内および海外でのフランチャイズ展開や抹茶の卸売も視野に入れている」と言及した。