唐津くんち、11月2日の宵曳山は実施 唐津曳山取締会が判断
唐津曳山(ひきやま)取締会(山内啓慈総取締)は1日夜、唐津神社の秋季例大祭「唐津くんち」の宵曳山(よいやま)(2日予定)について協議し、通常通りに実施すると決めた。警報級という大雨は2日午後には降りやむ予報があることから実施の判断をした。 宵曳山は予定通りに午後7時半に大手口を1番曳山「赤獅子」など6台が出発して東に進み、各町が順次参入する。通常、2日は朝から曳山を曳山展示場(アルピノ)から町に移動し、宵曳山の準備をする町もあるが、雨の状態を見て午後から町へ出る。仮に宵曳山の開始時間まで雨が長引くような予想に変われば、2日正午に最終的な判断を下す可能性もある。 1日夜、同神社社務所で会合を開いた。協議後、同取締会の村山弘光実行委員長(68)は「天気予報が宵曳山にはいい方に変わり、1日夜時点で『やらない』という判断はない。3日の曳き込みも問題はない。かえって砂地が固くなって曳山が入れやすくなる」と語った。(宮﨑勝)
宮﨑勝