人命救助に貢献!警察犬『ジゲン号』に感謝状【熊本】
テレビ熊本
行方不明者発見の手がかりを見つけました。 11月に玉名郡南関町で行方不明となっていた男性の救助に貢献したとして、きょう、警察犬に感謝状が贈られました。 【前田 美沙希 記者】 「人命救助に貢献した警察犬『ジゲン号』が誇らしげに凛々しい表情で玉名署に入っていきます」 6日、玉名警察署の高橋 太 署長から感謝状が贈られたのは、熊本県警第20代直轄警察犬のフレイルフォムマッセルシュテルン号・通称ジゲン号です。 警察によりますと、ジゲン号は11月、南関町で行方不明となっていた50代の男性の捜索に参加。 捜索2日目から山に入ったジゲン号は男性の手袋のにおいを基に登山道から離れた人がたどり着くのが難しい斜面で男性のバッグを発見。 それを手掛かりに警察官が捜索し、座り込んでいた男性を無事、救助したということです。 【熊本県警察本部 刑事部鑑識課 井野 満宏 巡査長】 「活躍できるようにと訓練に臨んでいて、表彰までしてもらえて、うれしい気持ちでいっぱいです」 (感謝状をもらった気持ちは?) 「『とてもうれしいです』と言っています」 井野 巡査長とジゲン号は去年7月からペアを組み、事件捜査や行方不明者の捜索などに当たってきました。 【熊本県警察本部 刑事部鑑識課 井野 満宏 巡査長】 「ちょっと臆病で、カメラや人が多い場所ではビビってしまうところもあるが、好奇心はとても強くて、仕事の意欲も高く、頭がいいワンちゃん。訓練を今以上に頑張って活躍できたらと思っている」 ご褒美に大好物のささみジャーキー1キロをプレゼントされたジゲン号。犬舎に戻って、巡査長が少しずつあげるということです。
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