小池都知事が自民党に離党届提出 都民ファーストの会の「先頭に立ちたい」
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東京都の小池百合子知事は1日の定例会見で、自民党に離党届を出したことを明らかにした。小池氏は同日夕に開かれる地域政党「都民ファーストの会」の決起集会で代表に就く。「代表に就任するのでしっかりと先頭に立っていきたい。これまで(自民党に)進退伺を出していたが、決めてくれないので(離党届を)出した」と述べた。 【中継録画】小池知事が定例会見 自民党に離党届提出した理由は
自民党の衆院議員だった小池氏は昨年7月の都知事選出馬に際して、自民党に進退伺を提出。当選して都知事に就任したが、自民党に党籍が残ったままになっていた。小池氏は「出発点は日本新党だった。25年で原点に戻った感じ」と語った。 離党届は1日午後、自民党本部で二階俊博幹事長に提出した。二階氏からは「頑張ってください」と言われたという。 自民党離党により永田町界隈では、都民ファーストの会が国政政党化するのではないかとの見方も浮上しているとの質問に対しては「ここは永田町ではなく新宿。永田町の皆さんがどう分析するかは存じません」とかわした。 (取材・文:具志堅浩二)