新たな肥満症治療薬「ウゴービ」国内で発売 適正な使用を呼びかけ
日テレNEWS NNN
新たな肥満症の治療薬「ウゴービ」が22日から国内で発売されます。美容目的での使用などはしないよう適正な使用が呼びかけられています。 「ウゴービ」はデンマークの製薬大手「ノボノルディスクファーマ」が開発したもので、国内では約30年ぶりに新たな肥満症治療薬として22日から発売されます。一定の条件に当てはまる場合は保険適用となっていて、肥満症と診断され2型糖尿病や高血圧などの持病がある人などが対象となります。 肥満症治療薬をめぐっては近年、インターネット広告などを中心に「ダイエット薬」として掲載され、全額自己負担でオンライン診療などで購入するケースが相次ぎ、必要な人に届かないことが懸念されています。 厚労省は「肥満症以外での痩身、ダイエットなどを目的に使用することはできず、適応外の使用でも重大な副作用が生じるおそれがあるため注意が必要だ」とし、適正使用を呼びかけています。