スペインのレティシア王妃の不倫疑惑に新展開 フェリペ国王は当時から王妃の裏切りを把握していた?
昨年、レティシア王妃に関する暴露本『Letizia & I』が出版された。この中で王妃の元義理弟のジャーナリストが王妃との不倫を激白、スペインマスコミを賑わせた。このジャーナリストが新たな暴露本を出版、フェリペ6世国王が当時から妃の不倫を知っていたと主張している。 【写真】黒髪のクール美人! スペイン王室 レティシア王妃の美貌遍歴
まずは不倫疑惑から復習。王妃の妹テルマの元夫、つまり元義理弟のハイメ・デル・ブルゴは暴露本で「王妃と自分は関係を持っていた」と主張していた。ブルゴによると彼はテルマと結婚する前に王妃と交際。王妃も当時は独身だったが、2人の関係は王妃がフェリペ6世国王(当時は王太子)と結婚した後も続いたという。王室はこの本についてコメントを発表していない。 (写真は婚約を発表する国王と王妃)
この暴露本はベストセラーになったが、ブルゴはこの本が原因でそれまで20年勤めていたスペインの新聞社「El Mundo」を解雇されたという。会社の制約を受けなくなったブルゴは自分で暴露本を『Letizia's Silences(レティシアの沈黙)』を執筆、今週発表した。この本は付き合い始めたばかりの頃の王妃と国王の関係を描いたものだが、この中でブルゴは2011年に王妃と一緒にニューヨークを旅行したときのことを振り返っている。王妃はすでに国王と結婚していたので、旅行にはロイヤルファミリーのボディガードが随行した。 (写真は2011年頃の国王と王妃)
ブルゴ曰く「その日、ニューヨークで王妃には忠実な護衛が付き添っていたが、彼らは間違いなく内務省か宮殿に報告書を渡していた」。自分と王妃の関係をボディガードたちが国王に伝えていたと言っている。さらに国王は王妃の浮気疑惑で「押しつぶされ、粉々になっていた」とブルゴは描写。「国王は妻の裏切りによって地獄に突き落とされた」「そこから抜け出したいと思った」と書いている。
ちなみにブルゴはこの本の中で王妃を「冷淡で感情的に未熟。受動攻撃的で国王の家族から嫌われている」と中傷している。信憑性に欠けるという指摘もあるが、ブルゴが王妃を攻撃する気満々なのは明らか。次は何を言い出すのか、ヨーロッパマスコミの注目が集まっている。