海田町監禁事件 強盗致死罪に問われている女に懲役14年を求刑 別の被告との共謀ないと無罪主張
広島ニュースTSS
2年前、広島県海田町で高齢の男性を死亡させ現金を奪ったとして、強盗致死などの罪に問われている女の裁判員裁判で、検察は懲役14年を求刑しました。 起訴状などによりますと、無職の門 美帆子 (45)被告はおととし6月、海田町の事務所で今泉 俊太被告と共謀し、当時71歳の男性から投資金を回収する目的で男性を殴る蹴るなどして死亡させ、現金およそ11万円を奪った強盗致死や、男性の遺体を遺棄した罪などに問われています。 3日の裁判で検察側は「抵抗できない男性を認識しながら執拗に現金を探し、男性が死亡したことを知ると『山に捨てる』などと述べており、共謀は成立する」 などとして懲役14年を求刑しました。 一方、弁護側は「被告は暴力で金銭を奪うことは考えておらず、共謀は成立しない」として無罪を主張しました。 判決は今月11日に言い渡されます。
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