【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、開幕直後に水原一平被告の違法賭博スキャンダルに巻き込まれた。水原被告が自首したことで大谷の潔白は強まっているが、今だに大谷を疑う声も上がっている。米メディア　『アバブ・ザ・ロウ』のスティーブン・チュン記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 　数ヶ月前、賭博を捜査していた警察当局が、大谷の銀行口座からブックメーカーへの数百万ドルの送金を発見した。この送金は水原被告の賭博による借金と関連していることが判明したが、大谷の代理人は当初、水原被告の借金を肩代わりするために送金したと主張した。しかし数日後、主張は水原被告が窃盗したものだと変わった。 　司法省の調査によって大谷の潔白は証明され、水原被告は銀行詐欺と虚偽申告の罪で起訴された。水原被告はすべての罪を認めている。大谷はお金よりもベストな状態でプレーすることを望んでいるが、膨大な見返りに期待して賭けを恐れない性格だという見方もある。 　拭いきれない疑惑にチュン氏は「メディアと世間は大方この状況を受け入れ、前に進んだ。しかし、大谷がなぜ話を変えたのかに注目し、疑惑を持ち続ける者もいる」と言及した。