耳や鼻が少しずつ黒く 和歌山パンダの赤ちゃん誕生1週間
和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」で今月14日に誕生した雌の赤ちゃん。21日で生後1週間を迎え、耳や鼻が黒くなり成長とともに少しずつ変化がみられてきた。 【動画と拡大写真】22日撮影 パンダの赤ちゃん全長18センチ、体重96グラムに成長
アドベンチャーワールドによると、赤ちゃんは雄のジャイアントパンダ「永明(えいめい)」と雌の「良浜(らうひん)」との間に生まれた。誕生時の体重は75グラムと過去に同園内で生まれた中では最も小さいという。
生まれた時は体が小さいため自力で母乳を吸うことができず、担当飼育員が保育器を使って授乳をサポート。16日には自力で母乳を飲む姿が確認された。 自力で飲むミルクの量が16日には1ミリリットルだったのが、翌17日には2ミリリットルに増え、21日には約5ミリリットルまでに増えた。1日に6回から7回にわたって母乳を飲み、21日現在の体重は85.2グラムだという。 また、目のまわりや耳、鼻が少し黒くなっており、体の毛も濃くなってくるなど、変化もみられてきた。同園では公開日は親子の様子をみながら決定するとしている。