秋春Vの鶴岡東がリード 経験値に勝る日大山形が追う 山形大会展望
(前年優勝校 日大山形 前年参加チーム数42)昨秋と今春の県大会を制した鶴岡東が総合力で一歩リードする。エース桜井椿稀、杉浦朔の両左腕や右腕梅沢一輝をはじめ投手層が厚く、打線も中軸の日下心、桜井、小林優星を中心に切れ目がない。 追うのは日大山形。昨夏の甲子園を経験した選手が多く、主将の笹大夏、遠藤海星らに長打力があり、守りも堅い。東北文教大山形城北は準優勝した今春の県大会で攻撃力が光り、玉虫輝来、小野村駆流ら好打者がそろう。 同大会4強の酒田南はノーシードから接戦を勝ち上がり、勢いがある。羽黒、東海大山形、九里学園、山形学院、山形中央も地力があり、上位進出を狙っている。(坂田達郎)
朝日新聞社