じつはプロは洗剤を使わない!?掃除で洗剤の使用がNGな5つの場所
掃除に欠かせない洗剤類。しかし、場所によっては使わないほうがいいケースもあるようです。ライターの増田剛己さんに、ハウスクリーニングの仕事に従事している掃除のプロ、土井恵子さんを取材してもらいました。 【画像】じつはプロは洗剤を使わない!?掃除で洗剤の使用がNGな5つの場所
洗剤を使うと逆効果になる場所も!?
ハウスクリーニングのプロはさぞいろいろな洗剤を使いこなしていると思いきや、じつは使わない場所もけっこうあるようです。 「洗剤を使わなくてもきれいになる場所はありますし、逆に洗剤を使うことで支障のある場所もあるんですよ」と土井さん。 今回はそういった掃除で洗剤NGの場所を教えていただきました。
窓ガラスはスクイージーで掃除。洗剤NG
窓ガラスの汚れは特別な場合をのぞいて、水だけで落ちるそうです。 「窓ガラスに限りませんが、洗剤は残ってしまうとそれが汚れの原因になってしまうんですね。われわれがハウスクリーニングにうかがった場合もそういった洗剤の残りから汚れになったものによく遭遇しますよ」とのこと。 よかれと思って使った洗剤が汚れの原因になってしまうとは……しかし、洗剤を使わずどうすれば窓ガラスを掃除をすればいいのでしょうか? 「水だけで落ちますよ。水をかけてスクイージーを使って上から下へ動かせばいいのです。あとは水滴を乾いた雑巾でしっかり拭きとってください」 スクイージーはホームセンターや100均ショップでも売っているので、持っていなければ手に入れておくといいでしょう。プロによれば、洗剤だけではなく水分も残してしまうと汚れの原因になるそうので、最後は乾いた雑巾でよく拭いてください。
トイレのタンクに洗剤を使うのはNG
「トイレのタンクに洗剤を使うのもNGです」とハウスクリーニングのプロは話します。トイレのタンク内の水に洗剤が流れ込むと、内部の器具が壊れてしまう可能性があるからだそうです。 「トイレのタンクに限りませんが、洗剤が紛れ込んでしまったときに除去できないような場所は使わないほうがいいでしょう」とのこと。 トイレのタンクは洗剤ではなくぬれた雑巾などで汚れを拭きとるほうがいいようです。掃除といえば、安易に洗剤を使ってしまっていましたが、気をつけたほうがいいですね。