前田健太、打球直撃で緊急降板 151キロライナーが左手当たるも「ケンタは大丈夫」監督
<エンゼルス5-2タイガース>◇28日(日本時間29日)◇エンゼルスタジアム タイガース前田健太投手(36)が敵地でのエンゼルス戦に先発し、6回裏に打球が直撃し降板した。 【写真】悔しそうにマウンドを降りる前田健太 2-2の同点で迎えた6回1死走者なしで、3番ウォードの94マイル(約151キロ)の強烈なライナーが体に直撃。ヒンチ監督とトレーナーらがマウンドに駆けつけ、少し話し合った後に一緒にマウンドを降りた。 同監督によると、グラブをはめた左手に直撃してから胃に当たったという。「ケンタは大丈夫。ちょうど走者が1人出たら交代させようと思っていた。投球は良かった」と説明した。 前田は初回に2番レンヒーホに先制の2ランを浴び、5回1/3を6安打2失点、1四球4奪三振で87球で降板。防御率は5・76となり、同点で降板したため勝敗は付かず。今季はこれが14試合目の登板で、ここまで2勝4敗としている。 前田は5日のレンジャーズ戦では右脇腹の異変でわずか2球で降板。5月11日にはウイルス性の疾患で15日間の負傷者リストに入り、同24日に復帰した。