クリストファー・ノーラン監督次回作は『オデュッセイア』の映画化と正式発表 古代ギリシャの叙事詩を最新のIMAX技術で
クリストファー・ノーラン監督次回作は『オデュッセイア』の映画化と正式発表 古代ギリシャの叙事詩を最新のIMAX技術で
ユニバーサル・ピクチャーズは、クリストファー・ノーラン監督の次回作が『The Odyssey(原題)』となることを発表した。「IMAXフィルムの最新技術を用いて世界中で撮影される、神話的アクション大作」だとされており、2026年7月17日に米国公開を予定している。 ノーランの新作映画は、ホメロスの作で紀元前8世紀頃の成立とされる古代ギリシャの叙事詩『オデュッセイア』を、「IMAXのスクリーンで初めて映像化する」ものになるという。 『オデュッセイア』は、英雄オデュッセウスがトロイア戦争後、故郷イタケー島へ帰るまでの10年にわたる旅路を描く叙事詩。ユニバーサルは映画の内容について詳細を明かしていないが、すでに著名な俳優たちの出演が報じられている。 ノーランの次回作に出演交渉中だと最初に報じられたのは、『オッペンハイマー』にも出演したマット・デイモンだった。『オッペンハイマー』は第96回アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む7部門を受賞している。 デイモンのほか、出演が予定されているキャストは以下のとおり。 シャーリーズ・セロン トム・ホランド ゼンデイヤ アン・ハサウェイ ルピタ・ニョンゴ ロバート・パティンソン 現時点での監督最新作『オッペンハイマー』は、IGN USのレビューで10点満点を獲得。一方、IGN JAPANのレビューでは6点を付け、「新たな映画形式としてひとつの達成を示しているが、その成功は第一幕にとどまっており、また一見して難解ながら、ドラマ部分ではわかりやすさのための作為性が目立つ」と評していた。 オッペンハイマー U-NEXTで視聴 ↗
Adam Bankhurst