献金を不適切登録の党員費に充当か…自民・田畑議員の企業後援会長「ちょっと異常」説明責任果たすよう要求
富山テレビ放送
自民党の田畑裕明衆議院議員が党員を不適切に登録していた問題です。 献金を不適切な登録党員の党費に充てていたとの疑惑が持ち上がる中、企業後援会の会長は、「異常なこと」として、説明責任を果たすよう求めています。 *田畑議員の企業後援会「響裕会」 高田順一会長 「全く本人が知らない状況で登録されているというのは、ちょっと異常。(田畑議員)本人が関わったかどうかは関係なく第1支部支部長としての責任はある」 企業後援会「響裕会」の高田順一会長は、田畑議員に責任はあると指摘しました。 *自民党 田畑裕明衆院議員 「不適切な党員登録は100人前後。私は関与していない」 19日開いた会見で、田畑議員が明らかにした事務所管理の党員727人のうち、およそ100人の不適切な登録。 支援企業の従業員を無断で党員として登録し、その党費に、企業後援会「響裕会」が集めた年会費を充てていた疑惑が持たれています。 田畑議員は、自身の関与を否定、詳細は「調査中」と繰り返し、議員辞職の考えはないとしました。 田畑議員の政治とカネの問題を巡っては、「響裕会」内に問題視する声があり、高田会長は、今後さらに批判が高まることを懸念します。 Q.この後も田畑議員を支えたいか? *田畑議員の企業後援会「響裕会」 高田順一会長 「信頼される政治家かどうかの一本。これがなかったら、なんぼやりたくても無理。 ウソなり、疑われるような言葉でなく、本心。自分をさらけ出すことが必要では。 生の田畑裕明をさらけだすこともあっていいのでは」
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