豪中銀3月から新体制、女性委員が大半-フライマッキビン氏ら起用へ
(ブルームバーグ): オーストラリアのチャーマーズ財務相は16日、オーストラリア準備銀行(中央銀行)政策委員会の新たなメンバーとして、オーストラリア国立大学教授(経済学)のルネ・フライマッキビン氏と、マーニー・ベーカー氏を起用する人事を発表した。
ベーカー氏はベンディゴ・アンド・アドレード・バンクの最高経営責任者(CEO)経験者で、フライマッキビン氏は2022-23年に豪中銀の独立審査を主導するパネリストの1人を務めた。
新たに設立されるガバナンス委員会の分離に伴い、キャロル・シュウォーツ委員とエラナ・ルービン委員が同委への異動に同意した。豪中銀のブロック総裁とハウザー副総裁、他の現職委員らは政策委にとどまる。
政策委の新体制は来年3月1日にスタートし、女性が委員の過半数を占めることになる。
原題:Australia Names Fry-McKibbin, Baker to RBA’s Monetary Board (1)(抜粋)
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Swati Pandey, Ben Westcott