日本の南には“台風の卵”「3つの熱帯低気圧」が存在 沖縄付近に熱帯じょう乱が進む可能性 日本列島に接近・影響のおそれは 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ 各国予報機関の進路予想比較【9日まで雨・風シミュレーション】
アメリカ海洋大気庁(NOAA) アメリカ海洋大気庁のアンサンブル予報結果です。関東の南東の海上の熱帯低気圧についてはアメリカ海軍の予想と同じような傾向です。進路予想のばらつきも比較的小さくなっています。 一方、日本の南の海上に発生した熱帯低気圧については、そんなに発達させる予想はありません。進路はまだバラつきが大きくなっています。 ■ヨーロッパモデル 2つの熱帯低気圧の進路予想 ヨーロッパ中期予報センター ヨーロッパ中期予報センターのアンサンブル予想の結果です。関東の南東方向の海上にある熱帯低気圧についてはアメリカモデルの予想結果と大きくは変わりません。 一方、こちらは日本のはるか東も海上にある元トロピカルストームの熱帯低気圧の予想進路です。特に日本列島に大きく近づく予想はありません。 ■気象庁の別モデル 熱帯じょう乱は沖縄周辺に北上か 気象庁の台風進路予想とは異なる、日々の天気予報で使われている数値予報モデルの計算結果です。こちらでは週末から週明けにかけて熱帯じょう乱を沖縄の南の海上に予想するデータもあります。 【画像で確認】熱帯じょう乱はどうなる?9日(月)まで雨・風シミュレーション ただ先ほどの週間予報支援図に記載があったように予想時間が更新されるごとに予報が変わり、まだかなり不確定な要素が大きくなっています。今後も最新の情報にご留意ください。 ※台風に関する情報について最終的には気象庁が発表する情報を参考にしてください
中国放送