伊那でまちづくりワークショップ ボードゲーム使い空き家を考える
ボードゲームを使い空き家やまちづくりを考える「空き家まちづくりワークショップ」が11月27日、すまいテラスいな(伊那市荒井)で開催される。主催は一般社団法人タガヤス。(伊那経済新聞) 【写真】タガヤスが開発したボードゲーム「空き家スゴロク」(写真提供=タガヤス) オリジナルのボードゲーム「空き家スゴロク」を使い、参加者でチームを作りゲームを進めながら空き家やまちづくりを考えていく。まちづくりに関する調査研究などを行う「タガヤス」代表の小沢理市郎さんは「地域に住んでいる皆さんが、地域にある空き家に意識を向けることがまちづくりや治安・防犯にもつながっていく」と話す。座学ではなく遊びながら地域を見る視点や意識を持ってほしいと、「空き家スゴロク」を開発した。 小沢さんは「学生から高齢者までさまざまな人が参加できる。ゲームを進めていく中で『隣の空き家にハクビシンが出た』などのキーワードに触れることで気付くことも多い。伊那は地域おこし協力隊やIターン移住してきた人、Uターンで戻ってきた人なども『まちづくり』『空き家』というキーワードに興味を持っている印象。ゲームの後には空き家についての解説も用意した。専門知識を覚えるのではなく、まちを見る『視点』の一つとして楽しんでもらえたら」と話す。 開催時間は18時~20時。参加無料。定員は15人。
みんなの経済新聞ネットワーク