吉本師匠クラス芸人 NGK楽屋で「紀州ドンファン事件」ニュース固唾飲んで…ハイヒール「みんな毒を…」
漫才コンビ「ハイヒール」のリンゴ(63)とモモコ(60)が9日、MCを務める読売テレビ「あさパラS」(土曜前9・25)に出演し、大阪・なんばグランド花月(NGK)に出演している師匠クラス芸人に、和歌山の「紀州ドンファン事件」裁判の注目度が凄まじく高いことに言及した。 前日、NGKの楽屋入りしたハイヒールの2人は、いつもはガヤガヤしている楽屋ロビーがあまりに静まり返っているので「きのうはすごかった」と感想。リンゴは「師匠方が全員、シーンとして見てたのよ」と話すと、モモコも「全員やで全員」と合いの手。リンゴが「みんな毒盛られると思ってんのか知らんけど」と感想を語ると、スタジオは爆笑。「怖い、怖い」と出演者から声が上がった。 吉本興業の師匠方が注目したのは8日午前に和歌山地裁で行われた公判。資産家の野崎幸助さんが致死量を超える覚醒剤を摂取させて殺害したとされる元妻・須藤早貴被告が被告人質問で証言し、野崎氏との“契約”ともとれる結婚の条件や、野崎氏の性的要求などを赤裸々に語った。中でも注目を集めたのは、覚醒剤購入に関する証言。須藤被告は「ダメだから覚醒剤を買ってきてくれ」と、野崎氏が自身の性的欲求を満たすために購入を頼んできたと主張。また、購入した覚醒剤についても「これは役に立たん」などと話していたことも証言した。 佐藤みのり弁護士は「自分が野崎氏に覚醒剤を飲ませたというストーリー以外のストーリーを言っていくとなるので、こういった主張をしているということになる」とコメント。今後は須藤被告の証言を検察側がどう崩していくのかが焦点になることを指摘していた。