先生だって人間です! 保育園や幼稚園で「先生に嫌われる保護者」の振る舞い5つ
送迎時の「あいさつ」が印象を左右する
【話を聞く態度がよくない】 保護者会の場面で、次のような振る舞いをしていないでしょうか。 ・腕を組んで聞いている ・下を向いたままでいる ・数分おきにスマホをちらちら見ている ・居眠りしている このような態度や振る舞いでは、「あなたの話を聞きたくありません」と思われてしまいます。自分にそのつもりはなくても、相手にはそう取られてしまいます。たとえつまらない話でも、次のような振る舞いを意識しましょう。 ・体を前のめりにして聞く ・首を縦に振って「うんうん」とうなずく ちゃんと反応してくれると、話している人はうれしいものです。 【あいさつをしない】 「保育料を払っているんだから、いちいちあいさつをする必要はないわ」と、まるで荷物のようにサッと子どもを置いて、サッと帰ってしまう保護者のケースです。 送迎時に「よろしくお願いします」「ありがとうございます」といった一言を言うのと言わないのとでは、大きく印象が変わります。また、親があいさつをする姿を通して、自然とあいさつをする子どもに育ちます。 “愛情の反対は無関心”という言葉もあるくらいです。人はみんな“認めてもらいたがっている動物”です。「無視される」のが一番、嫌なのです。 園の先生は、大事なわが子を預ける相手です。子どものためにも「あの親の子だわ」と悪い印象で見られないように、気を付けた方がよいかもしれませんね。
子育て本著者・講演家 立石美津子