霧島連山・新燃岳 噴火警戒レベルをレベル2「火口周辺規制」に引き上げ 火山活動が高まった状態
鹿児島テレビ
霧島連山の新燃岳では10月下旬から火山性地震が増加していて、気象台は12日、噴火警戒レベルを1から2に引き上げました。 霧島連山の新燃岳では、火山性地震が12日午前0時までの10日間で284回発生し、地殻変動も確認されるなど火山活動が高まった状態となっていることから、気象台は12日、噴火警戒レベルを1から「火口周辺規制」のレベル2に引き上げました。 気象台は火口からおおむね2キロの範囲では大きな噴石が飛散し、おおむね1キロの範囲では火砕流が達するおそれがあるとして、警戒を呼びかけています。 今回の引き上げによって新燃岳の近くの大幡山と獅子戸岳を結ぶ登山道などは立ち入り禁止となっていますが、大浪池や高千穂峰などの登山には影響ありません。
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