約2年ぶりの代表選出…藤田譲瑠チマ「小さなことにこだわってやっていきたい」
日本代表に選出されたシント・トロイデンに所属するMF藤田譲瑠チマが、代表活動への意気込みを口にした。3日、クラブ公式サイトが伝えている。 日本サッカー協会(JFA)は3日、10月に行われるFIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)に臨む日本代表メンバーを発表。27名が招集されたなか、シント・トロイデンからはDF谷口彰悟と藤田が選出された。 なお、今夏に行われたパリオリンピック2024(パリ五輪)では主将を務めていた藤田にとって、A代表への招集は、国内組のみで編成されたEAFF E-1サッカー選手権2022以来となった。 約2年ぶりの招集となった藤田は「ようやくかという気持ちと、もっと今まで以上に頑張って、しっかりと結果を残してこれからも選ばれ続けたいという気持ちがありました」と率直な心境を明かした。 10月の活動で日本代表は10日(日本時間11日)に『キング・アブドゥッラー・スポーツシティ/サウジアラビア』でサウジアラビア代表と、15日には『埼玉スタジアム2002』でオーストラリア代表との対戦を予定している。 2試合に向けては「チームとしては大事な2試合になると思いますし、自分としても日々の生活だったり練習だったり、小さなことにこだわってやっていきたいと思います」と言及した。 また、パリ五輪では主将として4試合に出場した藤田は「その経験がどう活きるかはわからないですが、世界大会で経験したことだったり、強度だったりっていうのは通用する部分もあると思っているので、そういった部分を活用しながら戦いたいと思います」とイメージを膨らませながら、厳しいポジション争いについては次のように語った。 「バランスをみるところだったり、攻撃のところで落ち着きを持たらすところが自分として強みだと思っているので、そういうところをうまく活かせていければと思います」 最後に、藤田は「一度チームを離れることになりますが、また成長して帰って来たいと思います。応援よろしくお願いいたします」と意気込みを口にしている。
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