優れた意匠148点集う しいのき迎賓館で石川県デザイン展
第51回石川県デザイン展(北國新聞社後援)は21日、金沢市のしいのき迎賓館で始まり、優れた意匠のインテリアや工芸作品、建築を紹介するパネルなど148点が並んだ。 コンペティション部門最高賞の知事賞には、金沢計画研究所(金沢市)が設計した県森林公園屋内木育施設「もりのひみつきち」が輝いた。県産材の梁(はり)を互い違いに組み、中心に自然光を取り込むトップライトを設け、親子が伸び伸びと遊べる雰囲気を演出した。 北國新聞社社長賞にはヨシダ宣伝(同)が手掛けた能美市根上学習センター子ども宇宙科学室の展示リニューアルが選ばれ、学生部門最高賞の県教育委員会賞は大門千隼さん(金沢美大)が受賞した。展示は24日までで、最終日に表彰式が行われる。