埼玉唯一の展望タワー 「行田タワー」の看板設置へ 市がふるさと納税募集 看板は来年3月ごろ披露される予定
埼玉県行田市は、同市小針の古代蓮の里にある古代蓮会館の展望室を「行田タワー」と命名することに伴い、看板設置費用を寄付で賄うふるさと納税を3日から開始した。 タワーの外観、タワーから見ることができる田んぼアート【写真3枚】
クラウドファンディング(CF)型ふるさと納税は12月31日まで、企業版ふるさと納税は来年3月31日まで、計2400万円を目標に募集。CF型はふるさと納税サイト「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング」で受け付け、企業版は寄付申出書を市企画政策課に提出して申し込む。看板は3月ごろ披露される予定。 問い合わせは、同課(電話048・556・1111=代表)へ。 ■「行田タワー」を正式名称に(以下名称決定時の記事) 行田市は8月22日、同市小針の古代蓮の里にある古代蓮会館の展望室について、名称を「行田タワー」にする、と発表した。地上50メートルの高さから田んぼアートや周辺の景色を楽しめるタワー構造の展望室には、名称がなかった。 2023年に公開された映画「翔(と)んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」では、「行田タワー」の名で登場。県内唯一の展望タワーを通して県外でも行田の知名度を上げようと、映画と同じ名称を付けることになった。
正式名決定を披露するため、11月から来年3月までの予定で、タワー部分に「行田タワー」「GYODA」の看板を設置する。来年3月には、レーザーマッピングを使ったお披露目式も計画。