自民党内からも批判噴出「2000万円問題」、森山幹事長「非公認候補は使えない仕組み。説明しきれなかったのは反省」
自民党の森山裕幹事長(衆院鹿児島4区)は7日あった両院議員懇談会後に記者団の取材に応じた。石破茂首相ら執行部に大敗を喫した衆院選の責任を問う意見が相次いだことについて「今は非常に難しい時。まずは首班指名や補正予算、来年度予算をしっかり乗り切っていくことが大事だ」と強調した。 ご飯の量を減らす日々なのに…「自民非公認2000万円問題」は有権者の怒りに油を注いだ 逆風は一気に暴風へ…最終盤、票は立民へ雪崩を打った〈鹿児島1区〉
非公認候補の政党支部への2000万円支給問題を巡り批判が続出したことについて、「政党交付金をルールに基づき交付した。非公認候補の選挙運動に使えない仕組みになっていることを説明しきれなかったのは反省だ」と述べた。 懇談会で「党員・党友と有権者との感覚にずれがあるのでは」との指摘があったことに対しては、「われわれは国民政党。一番国民の近いところにある政党だという気持ちをもっと大事にしなければならない」と語った。
南日本新聞 | 鹿児島