「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」特番直前・街頭募金とオークション開催/和歌山県
ラジオ番組を通じて目の不自由な人や身体に障害のある人への募金を呼びかける、和歌山放送の「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の街頭募金活動が、12月21日、和歌山県内各地で繰り広げられ、多くの浄財が寄せられています。 ラジオ・チャリティ・ミュージックソンは、目の不自由な人のために音の出る信号機を増やし、身体に障害のある人に役立つ機器を提供しようと、東京のニッポン放送をはじめ全国11のラジオ局が同時に展開するクリスマス恒例のチャリティ活動で、和歌山放送では2024年で39回目となります。 11のラジオ局ではクリスマス・イブの24日正午から24時間の特別番組を放送して募金を呼びかけますが、和歌山放送では、これに先立ち、21日と22日の土日に、県内各地の百貨店やショッピングセンターなどの店頭に募金基地「愛の泉」を開設して、社員やパーソナリティが募金を呼びかけています。このうち、和歌山市の近鉄百貨店の店頭では、交通安全母の会や、少年野球の子どもたち、高校生らも加わって募金を呼びかけました。 一方、和歌山市湊本町の和歌山放送本社前では、和歌山市出身の歌手・原田波人さんが競り人となってチャリティ・オークションが行われ、和歌山マリーシティ内の「黒潮市場」から提供された新鮮な魚介類などを来場者が競り落とし、売り上げの一部がミュージックソンの募金にあてられました。愛の泉での募金活動は、22日も行われます。 また、和歌山市中野のスーパーセンターオークワ・パームシティ和歌山店では、午後2時からチャリティ・オークションが行われます。寄せられた浄財は「通りゃんせ基金」に組み入れて、和歌山県や大阪府南部での音の出る信号機の設置や、福祉施設への機器の提供に役立てられます。 募金は2025年1月31日まで受け付けています。