温泉気分になれるので布団乾燥機を毎日使ってしまいます。電気代はどのくらいかかりますか?
長期間布団を干さないと、湿気が多くなり不快感が増します。とはいえ、「仕事が忙しくて布団を干す余裕がない」「布団を干すスペースがない」などの理由で布団を頻繁に干せない人もいるのではないでしょうか。 そんなときに便利なのが布団乾燥機ですが、やはり気になるのが電気代です。本記事では、布団乾燥機にかかる電気代や節約方法を紹介します。
布団乾燥機の電気代
布団乾燥機とは、布団に温風を送り込んで布団の湿気を取り除くための電化製品です。一般的な布団乾燥機には「布団乾燥モード」と「ダニ退治モード」の2つの機能があり、それぞれかかる時間や電気代が異なります。 大手家電メーカーが販売する布団乾燥機を例に挙げると、消費電力は680Wです。布団乾燥(シングルサイズ)にかかる時間は約60分とあるため、電気代は「0.68kWh×1時間×31円/kWh=約21円」となります。 電気代の単価は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会の公式サイトを参考に31円/kWh(税込)として算出しました。毎日布団乾燥機を使用すると、1ヶ月(30日間)で21円×30日=約630円、年間(365日)にすると21円×365日=約7665円となります。
布団乾燥機を使用するメリット・デメリット
布団乾燥機を使用する最大のメリットは、天候や時間帯に左右されることなくいつでも布団を乾燥させられることです。曇りや雨の日は布団を天日干しすることができませんが、布団乾燥機なら天候を気にする必要はありません。 また、深夜や早朝でも気軽に布団を乾燥できるため、仕事や学業で忙しい人にも最適です。賃貸で布団を干すスペースが十分にない場合や、布団を干す作業を負担に感じている人にも便利でしょう。 布団乾燥機のデメリットは、購入費や電気代がかかることです。メーカーや機種によっても異なりますが、布団乾燥機の販売価格は1~2万円前後が主流となっています。 先ほど解説したように、毎日使用すると年間に1人約7665円の電気代がかかるのもデメリットです。さらに、一度に家族全員分の布団を乾燥させることができないため、家族が多い場合には所要時間の長さや電気代が気になる場合もあるでしょう。