水川あさみ、台湾海峡戦争題材のドラマ「零日攻擊」に出演 高雄で撮影
(高雄中央社)俳優の水川あさみが台湾海峡戦争を題材にした台湾ドラマ「零日攻擊 ZERO DAY」に出演することが21日、分かった。水川の台湾ドラマ出演は初。同作は現在、南部・高雄市で撮影中で、水川は同日、同市の陳其邁(ちんきまい)市長の訪問を受けた。 「零日攻擊」は台湾海峡戦争の勃発間近という状況を背景に、政治上のだまし合いなどが繰り広げられる模様を描いた作品。日本の俳優では高橋一生の出演がすでに発表されており、香港のチャップマン・トウ (杜汶沢)や台湾のリェン・ユーハン(連兪涵)、カイザー・チュアン(荘凱勛)ら豪華キャストが集結する。全10話。撮影は3月から始まっており、11月にクランクアップ予定。製作費には2億3000万台湾元(約11億円)が投じられる。 水川は「医龍-Team Medical Dragon-」や「東京女子図鑑」「ブラッシュアップライフ」などのドラマへの出演により、台湾でも高い知名度を誇る。水川は、高雄を訪れるのは初めてだといい、高雄港付近に高層ビルが立ち並ぶ風景は横浜に似ているため、親近感を覚えたと話した。水川は陳市長から、高雄メトロ(MRT)の看板猫「蜜柑(ミカン)駅長」のぬいぐるみを贈られた。 市文化局によれば、同作は早ければ来年第1四半期(1~3月)にも完成予定。放送・配信のプラットフォームについては交渉中だという。 (蔡孟妤/編集:名切千絵)