マカオ返還25周年…岑浩輝氏が第6代行政長官に就任
マカオにとって、きょう(12月20日)は返還記念日にあたる。1999年12月20日にマカオがポルトガルから中国に返還され、一国二制度の下、マカオ特別行政区が発足してから25周年という節目を迎えた。 同日午前から午後にかけて、マカオ半島新口岸地区の金蓮花広場で国旗・区旗掲揚式、コタイ地区の東亜運動会体育館(通称:マカオドーム)で返還25周年祝賀大会・第6代政府就任式、マカオ半島南灣地区の中葡展覧館(中国・ポルトガル語圏諸国商業貿易協力サービスプラットフォームコンプレックス)で返還25周年祝賀レセプションとオフィシャルイベントが続けて行われた。
午前10時から開催された返還25周年祝賀大会・第6代政府就任式では、習近平国家主席が出席のもと、第6代マカオ行政長官・岑浩輝(サン・ホウファイ)氏の宣誓・就任式からスタート。続いて、第6代政府主要高官、検事総長、行政委員の宣誓・就任式が行われた。 岑浩輝行政長官は就任後初となる演説の中で「第6代行政長官に就任し、その重大な責任と崇高な使命に深い感銘を受けているとした上、”奮發同行 持正革新(基本原則を堅持し、新境地を開拓することで、ともに前進する)”という施政理念を堅持し、困難に立ち向かい、絶えず改善を図り、鋭意改革の進化に努め、新たな局面を切り開き、さらなる進歩の達成を目指す」と抱負を語った。