なぜ強い? 支持広げるトランプ前大統領 共和党候補者選び
組織的な選挙戦で着実に支持を固めているのです。共和党で圧倒的な人気を誇るトランプ氏。最新の支持率は、バイデン大統領を上まわり、政権への不満の受け皿にもなっています。(トランプ氏45.8%、バイデン氏44.7% ※12月10日~1月12日平均値 リアル・クリア・ポリティクスより) ◇ 首都・ワシントンと隣接するメリーランド州。教会の一角で行われていたのは、経済的な助けが必要な人に、無料で食料を提供する「フードパントリー」です。 記者(メリーランド州、6日) 「こちらでは食料などの無料配布が行われるということですが、配布の開始時間前にも多くの方が並んでいます」 利用者 「小麦粉、サラダ油、それからたまご。とても助かります」 この半年で利用者は2倍になったといいます。 フードパントリーの主催者 「以前は食料を購入できていた人たちも、今では手助けが必要になってきました」 ここ数年の物価上昇が日々の生活を直撃。不満の矛先がバイデン政権に向かい、バイデン大統領にとって大きな逆風となっているのです。 トランプ氏を支持 フードパントリー利用者 「ジョー・バイデンがいる今よりも、この男(トランプ)がいた2020年の方が安心できました。国の運営をわかっていて、世界をよりよくできる、この男(トランプ)が必要なんです」 バイデン氏とトランプ氏が再び対決する可能性が高まっている大統領選。アメリカ国民はどのような選択をするのでしょうか。