7歳少女強姦殺人犯の死刑執行 米オクラホマ州
【AFP=時事】米中部オクラホマ州は27日、7歳の少女に対する強姦(ごうかん)殺人で有罪となったリチャード・ロジェム(Richard Rojem)死刑囚(66)に薬物注射で死刑を執行した。当局が明らかにした。矯正当局によると、同州での死刑執行は今年2人目。 【写真9枚】受刑者がアーティストに 絵画販売で収入も パキスタン ロジェム死刑囚は1984年7月に元妻の娘レイラ・カミングス(Layla Cummings)ちゃん(7)を殺害した罪で有罪となり、死刑を言い渡された レイラちゃんは7月6~7日の夜、母親が仕事に出ている間に誘拐され、7日朝に野原で遺体となって見つかった。 裁判文書によると、検視官は、遺体には強姦された痕跡があり、頸部(けいぶ)の複数の刺創により死亡したと証言した。 7月7日、捜査班は被害者宅の外でロジェム死刑囚の指紋がついたビールカップを発見。死刑囚宅の捜索では、遺体のそばで見つかったものと同じ銘柄の使用済みコンドームが見つかった。 当時26歳だったロジェム死刑囚は、それ以前にも複数の性犯罪で服役していた。 ロジェム死刑囚は殺人罪での死刑に加え、誘拐と強姦の罪で禁錮1000年も言い渡された。だが、数十年間にわたって不服を申し立て、一貫して無実を主張していた。【翻訳編集】 AFPBB News