「メーターの検針」は割りが良い仕事と聞きました。実際どれくらい「稼げる」のでしょうか?
メーターの検針は割のいい仕事だと、聞いたことがある方も多いかもしれません。そのうえで、どのような仕事なのか、実際はどれくらい稼げるのかと、気になる方もいらっしゃるでしょう。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる? 今回は検針員の業務内容と併せて、平均年収もご紹介します。検針員の仕事に興味をお持ちの方は、参考にしてください。
検針員の仕事内容
検針員の仕事内容は、顧客の家を巡回して、水道や電気、ガスなどの検針票を郵便受けに入れるなどして顧客に渡すことです。メーター(計量器)の数値を読み取り、情報端末に入力することで使用量が算出されて、検針票が発行されます。 検針員は決められた制服を着用し、身分証明書とハンディーターミナル(携帯用の情報機器)を所持して、担当地域を巡回します。ハンディーターミナルが顧客データを示してくれるため、担当地域内で道に迷う可能性は低いでしょう。 人々の生活に欠かせない水道や電気、ガスなどの使用量を算出する検針員は、社会に必須の職業です。
検針員の平均年収は?
厚生労働省が運営する職業情報提供サイトjobtagで、検針員の平均年収は454万4000円と発表されています。ただし検針員の年収は、地域や経験年数などで異なると考えられます。 同サイトの「所定内給与額別の人数グラフ」という統計データでは、給与額18万3000円が約17%と最も多い割合でした。しかし、40万~44万9000円の給与額で働いている方が、5%ほどいることも分かりました。年齢別の年収では、40~44歳の方の年収が最も高く、594万5600円となっています。 このように検針員の給与は、一概にはいえない可能性が高いため、あくまでも参考程度に考えるとよいでしょう。 また就業形態によっても、年収が異なる可能性はあります。検針員の就業形態で最も多いのは「正規の職員、従業員」で31%いて、次いで多いのが「契約社員、期間従業員」や「自営、フリーランス」で、いずれも24.1%います。 「パートタイマー」で働く方も17.2%いるなど、さまざまな就業形態を含めた平均年収であると考えられます。 そのため、検針員の平均年収について、可能な限り詳しく調べたい方は、職業情報提供サイトjobtagを閲覧してみることを推奨します。職業情報提供サイトjobtagでは、各都道府県の平均年収を見ることも可能です。