【米国】新型フロンティア・キックスのプロジェクト車両がSEMAショーに展示!カスタムビルドにより、市街地・砂浜・オフロードの冒険ビジョンを魅せる!
米国日産は、4台のプロジェクト車両とアクセサリーコンセプトを米国のSEMAショーに展示することを発表した。今年のプロジェクト車両は、リフレッシュされた2025年型フロンティア・ピックアップトラックと新型キックス・クロスオーバーの独特なスタイリングと性能をベースに、オーナーが独自の車両を構築し、個性を際立たせるスタイルが強調されている。また、人気の高い日産Zヘリテージエディションからインスピレーションを得たアクセサリーパッケージコンセプト「日産Zレジェンド」も初公開される。これらの車両は、11月8日までラスベガスコンベンションセンターの日産ブースで展示される。 プロジェクト・トレイルゲーター 【画像ギャラリー】日産がSEMAショー2024で出展しているカスタムビルドカー トレイルゲートをアウトドアで楽しむために考案されたプロジェクト・トレイルゲーターは、米国のパワーネイションTVの「ミュージック・シティ・トラック」との提携により製作された。このトラックは2025年型日産フロンティアPRO-4Xをベースにしており、SEMAでの一般公開に先立ち、10月にメディア公開された。 改造は、リフトキットや高性能サスペンション、ベッドラック、カーゴケース、オフロード用照明、17インチのビードロック対応ホイールなどのNISMOオフロード用アクセサリーから始まる。さらに、プロジェクト・トレールゲーターでは、43インチの耐候性テレビ2台、電源式クーラー、グリル、そして流し台まで、屋外でのキャンプやテールゲートパーティに必要なものがほとんど追加されている。 フロンティア・ターマックコンセプト 往年のスポーツ&マッスルトラックのスピリットを体現したターマックコンセプトは、日産モータースポーツ、日産デザインアメリカ、フォルスバーグ・レーシングのコラボレーションによる1台限りのストリートトラックだ。2025年新色のアフターバーンオレンジのペイントが目を引き、アグレッシブなワイドボディキット、通気口付きボンネット、ルーフキャップ、スポイラー、ホイール、エアロパーツなど、随所に施された贅沢なカーボンファイバーのアクセントが強調されている。 ターマックコンセプトは、フロンティアの標準装備である3.8L V6エンジンにルーツ式スーパーチャージャー、NISMOの試作コールドエアインテーク、NISMOのカスタムエキゾーストシステムを追加することで、パワーが400馬力以上まで強化されている。追加されたパワーを制御するのが、日産Z NISMOの強力なブレーキキャリパーを利用したカスタムメイドの15インチフローティング2ピースローターとマウントを特徴とする高性能ビッグブレーキキットだ。 さらに、カーボン製バレル加工のNISMO TARMAC 20インチホイールに装着されたヨコハマ・アドバンタイヤと、調整可能なコイルオーバー付きのNISMOプロトタイプ高性能サスペンションキットによって、パフォーマンス性能が底上げされている。 キックス ビーチパトロール&アーバンシャドウ コンセプト 砂浜をパトロールするレスキュー車からインスピレーションを得たキックス・ビーチパトロール・コンセプトは、新型2025キックスのアクティブな精神を体現している。 キックス・ビーチパトロールのコンセプトは、カスタムサスペンションリフト、ヨコハマ GEOLANDAR オフロードタイヤを装着した18インチ NISMO Off Road Ascend ホイール、シャワーキットやクーラーボックスなどの日光浴用追加装備により、その確かな走破性をさらに強化している。 キックス・アーバンシャドウ・コンセプトは、チューナー文化からインスピレーションを得て、グラフィック、ホイール、サスペンションの改良により、オンロードでの興奮を促進させる。 このモデルは、キックスのドライバーが車両を改造する潜在的可能性を示し、NISMOのプロトタイプパーツを搭載。主な特徴は、18インチのNISMO LM-RS6ホイール、車高を下げるカスタムコイルオーバーサスペンション、NISMOのキャットバックエキゾーストシステムとなっている。 日産 Z レジェンド アクセサリーパッケージ コンセプト 限定生産の2024年型 日産Z ヘリテージエディションのレトロな外観を再現した、日産 Z レジェンド アクセサリーパッケージ コンセプトは、Zカーの歴史への紛れもないオマージュモデルだ。レジェンドパッケージには、ビンテージ風のホイール、カーボンファイバー製リアスポイラー、オーバーフェンダー、その他のデカールが追加されている。イースターエッグには、7速ギアを象徴するCピラー上のエンブレムがあり、これは日産Zの7世代に敬意を表したものとされている。
MotorFan編集部