【ボクシング】那須川天心「型は完成した」「狙いに行くというよりは自ずとKOが出来る」「マジで意識しているのは“呼吸”」
■世界タイトル挑戦は来年?
試合体重はまだ決まっていないようで「前回が54.8kgだったんですよ。それの1ポンド下くらい。徐々に下げて行ってやっている感じで、今回も過去最軽量になります」と、1月のルイス・ロブレス戦の54.8kg契約よりも軽い契約体重になるとした。 世界ランカー対決になることへの心境を聞かれると「自分の中では特にランキングとかは関係ないですね」と意識はしていないという。 WBA・WBC・IBF・WBOの主要4団体の世界王者が日本にいることは意識するか、と聞かれると「しっかり勝って行って、強い選手に勝って行けば自ずと次は那須川天心でしょと言われると思うので、その位置に来年には立てると思うので着々とやっていくだけです。もちろん意識はしますし、自分の中では自分のために4人がいてくれているという意識です」とする。 さらに、その中に意識する王者はいるかと問われると「そうですね、多分、世の中の人は武居(由樹)君と言ってもらいたいと思うんですけど、全員意識しています。1個獲ったらいいとは思ってない、全部獲るつもりでいるので全員意識しています」ときっぱり。 会見にはWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(M.T)もオンラインで出席しており、那須川の言葉をどう思ったかと聞かれ「プロ転向されてセンスあるボクシングをされているので、注目はしています。僕は今やることをしっかりやることだと思っているので、そんな感じです。(発言には)そうあるべきだと思っているので、僕は僕自身のやるべきことをやっていきたいと思っています」と、注目していると答えた。 最後に那須川は「前回の試合でだいぶ進化を見せられて、那須川天心が今後もいろいろやってくれるんじゃないかとの想いがある中での試合だったと思いますが、そこからさらにこの5カ月やってきている自信があるので、今回の試合で次のタイトルだとか、もう挑戦してもいいんじゃないかって思ってもらえるような試合をしますし、ボクシングに興味ある人・ない人全員引き込んで、日本中を盛り上げて格闘技以外のものも見てもらえたら嬉しいです。そこでも勝負したいと思います」と語った。
ゴング格闘技
【関連記事】
- 【ボクシング】那須川天心が世界4位ロドリゲスと世界ランカー対決、4人の世界王者に「1個獲ったらいいとは思っていない、全部獲るつもりでいるので全員意識しています」
- 【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈“初敗北”を受け入れ「ちゃんと付き合って見てもらえる人の言うことを聞こうって初めて思いました」
- 【BreakingDown】安保瑠輝也vs.スダリオ剛のファン勝敗予想は僅差で安保優勢という結果に
- 【ONE】かつて拳を交えた魔裟斗と川尻達也が野杁正明のONEデビュー戦、ロッタン復帰戦、平田樹再起戦の6・8『ONE 167』の解説でそろい踏み
- 【BreakingDown】安保瑠輝也「40kgの差あるヤツがぶっ飛ばされて失神するところ見せる」、スダリオ剛は「現実教える」