一生独り身でいたいわけではないけれど…彼女との半同棲が息苦しく、楽しくありません
「恋愛とはこういうもの」という認識がずれているのかも
「半同棲によるストレス」と題する30代男性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。独身で持ち家のマンションに犬と暮らしているトピ主さん。現在、交際中の彼女と半同棲の状態ですが、彼女が犬のトイレ掃除や散歩を面倒くさがったり、会食などでトピ主さんの帰りが遅くなると不機嫌になったりするのを見て、「1人が長かったせいか息苦しく感じます」とのこと。「一生独り暮らししたいわけではないですが、楽しく過ごせない自分にモヤモヤしてます」と心境をつづっています 在宅ワークがメインで、普段は自炊しており、IT家電を駆使しながら家事をこなしているというトピ主さん。彼女のことは嫌いではないものの、「1人で全てこなせていたので、同棲することで負担の方が大きいと感じてしまう」という記述も。彼女が家に来ると、日課であるランニングやジム通いができなくなることも多く、「前よりちょっと太ったねと言われて、少しイラッとしました」といった記述が見られます。 投稿を読んでまず思ったのは「恋愛(恋人との同居)とはこういうものだ」というお互いの認識が少しずれているのではないか、という点です。彼女はトピ主さんの家に来ると、献立を考えて食事を作ってくれたり、犬と遊んでくれたりはするとのこと。生来そういう行動を好む性格という可能性はあるでしょうが、「一般的に女性は、彼氏(男性)にはこういう態度を取るものだ」という考えから行動している、ということも一つの可能性としては考えられるでしょう。 「帰りが遅いと不機嫌になる」という態度についても同様です。世の中に「あなたがいなくて寂しかった、自分は一人じゃダメだ」と言ってくれる女性を好む男性は一定数います。彼女はこれまでの交際経験から、「こういう態度を男性はかわいいと思ってくれるはずだ、怒らないだろう」と思い込んでいるのかもしれません。 しかし、トピ主さんはそうした女性の態度を好んではいないし、彼女には「自分の世話よりも、犬が粗相をした時に世話をしてほしい」と思っているわけですよね。そして、週1、2回の会食に気兼ねなく行かせてほしいし、ジムやランニングに出かけるための時間も欲しいと思っている。そういったトピ主さんの希望に彼女が気づいていないとすれば、まずはそれを理解してもらう必要があるのではないでしょうか。 パートナー間において価値観の違いは何かしらあるものですが、よっぽど決定的な食い違いでなければ、理解しあい、柔軟になることで補い合えるケースは少なくありません。トピ主さんから「自分はこういう人間で、こうしてもらえた方がうれしいんだ」と、彼女にまずは一度きちんと言葉にして伝えてみてはいかがでしょうか。 言葉にしなくても自然にお互いの望んでいることを察知できる関係が理想で、そういう相手を探したいということならば、今の彼女との相性が良くないと考えて別れを決めるのも一つの選択です。しかし、彼女に良いところを見いだしているならば、「うまくやっていけるようになる可能性はあるかもしれない」という期待を込めて、言いづらいことかもしれませんが、一歩踏み込んで話し合ってみるのがおすすめです。 ちゃんと伝えても、相変わらずトピ主さんの負担が大きい、伝えたことでより彼女がさらにすねてしまったなど、良い方向に変化しなかった場合は、そのときに別れを決めてもいいかと思います。