鷹・藤井皓哉は増額7000万円サインも…救援査定の再考を要望「50試合のハードル」
9月に腰痛で離脱も「現状、動きに関しての制限はない」
ソフトバンクの藤井皓哉投手が26日、みずほPayPayドームの球団事務所で契約更改交渉に臨み、1400万円増の来季年俸7000万円でサインした。交渉の席では中継ぎ陣の評価の“見直し”についても要求した。(金額は推定) 【写真】1.5億円右腕が元アイドルと電撃結婚 夫人と肩を寄せデレデレするアツアツ2ショット 藤井はソフトバンクに入団して3年目。中継ぎに専念した今季は40試合に登板して2勝1敗1セーブ、防御率1.80という成績を残した。9月1日に腰痛で登録抹消されると、そのままシーズンを終えた。現在もリハビリ組の管轄で、復活を目指し調整している。 「去年もそうですけど今年も怪我をしてしまった。そこは反省するべきところ。自分の中では、中身のある1年だったのかなと思います」 交渉の席では球団に中継ぎ陣の評価の“見直し”も要望。「今、球界全体を見ても今年のホークスを見ても、50試合のハードルが少し高くなってきている。そのハードルを下げていただけないかという話をさせていただきました。リリーフとしてやっていく上では50でも60でも投げるつもりでやっているんですけど、現場(首脳陣)が投げさせすぎないようにというのも感じていたので。その辺がこれまでと変わってきているんじゃないですかという話をしました」と明かした。今季、チームでは杉山一樹、松本裕樹の両投手の50試合がチーム最多登板だった。 腰の状態については「現状、動きに関しての制限はないですし、少しずつ、トレーニングに関しては前やっていたところに近づいている状況です」と説明。チームの戦いぶりについては「あまり試合を見ていないです。言っていいのかわからないですけど、見る野球に興味がないというか。僕は投げるのが楽しくて野球をやっていますし、見るのはあまり好きではないです」と悔しさをにじませた。 小久保裕紀監督は来季の中継ぎ構想に6人の名前を挙げ、そこには藤井の名前も入っていた。2020年オフに広島を戦力外となり、1度は全てを失った男。2025年こそ、必ず復活を遂げる。
Full-Count編集部