宇野昌磨、力強くキレある舞い 4回転トウループ決め観客魅了 三浦佳生、友野一希、マリニンも出演
フィギュアスケートのアイスショー「スターズ・オン・アイス」横浜公演が5日、横浜アリーナで行われ、五輪や世界選手権メダリストが集結。豪華共演を果たした。 男子で22、23年世界選手権連覇の宇野昌磨(トヨタ自動車)は、「Come Together」を熱演し、力強く、キレのある滑りを披露。軽々とトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、3回転サルコーを決め、代名詞「クリムキンイーグル」も見せた。会場を盛大に沸かせ、最後は観客のスタンディングオベーションを浴びた。 日本人スケーターによるグループナンバーでは「Mrs. GREEN APPLE」の「ケセラセラ」を演じ、4回転トウループを降りた。 宇野は今季最終戦となった24年世界選手権で4位。惜しくも日本男子初の3連覇はならなかった。大会後、今後について「自分ともう一度向き合いたい。僕はもう最善を尽くした。みんなが切磋琢磨(せっさたくま)しながら頑張ってほしい」と来季以降についての明言を避け、コメントしていた。 男子は、三浦佳生(明大)、友野一希(上野芝ク)、世界王者のイリア・マリニン(米国)、車俊煥(韓国)らが出演した。 同ショーの横浜公演は、5~7日の3日間、行われる。
報知新聞社