「運転手は放心状態」…横断中の女児3人がはねられ重軽傷 現場を運転して見えたものは… 静岡・焼津市 /ニュースの現場
捜査関係者によると、女は児童に気づかないまま運転し、衝突直前に、慌ててブレーキを踏んだとみられる様子がドライブレコーダーに記録されていました。女は、「事故を起こしたのは間違いない」と、容疑を認めているということです。
「いろんな角度から関係機関と連携して対策を講じる」
事故から2日が経った22日、下校する児童の多くは、事故現場から300mほど離れた場所にある通学路を使っていました。 警察官:「横断歩道を渡るときは一回止まって、左右見て、大きく手を上げて渡るようにして」 見守り隊:「はい、止まって。右左見て、手を上げて。手を上げるだよ、これから、手を上げる」 警察官や見守り隊の声を受け、元気いっぱいに手を上げて横断歩道を渡り、家へと向かう子どもたち。ただ、痛ましい事故を無くせるかどうかは、ハンドルを握る、私たち大人の意識にかかっています。
焼津警察署交通課 岩見貴雄課長:「横断歩道は、歩行者のための聖域なので、横断歩道を通る際は歩行者の有無を確実に確認して安全に通過してもらいたい。区画線の塗り直しも重要、看板の視認性やカーブの位置など、いろんな角度から関係機関と連携して、対策を講じていきたい」 (2月24日放送)