懐かしいこのグラウンドで、当時と何も変わらない、友人たちとの時間をかみ締めました。 佐藤選手「正捕手になって、胸を張って、いわきに帰ってみんなとご飯行きたいです」 同級生「・・・」 佐藤選手「え!行きたくない!?」 ■「福島は僕の青春、これから恩返し」 そんな愛される佐藤選手に、今シーズンの目標を聞きました。悩みながら書いた目標は…。 佐藤選手「『優勝』そして個人の目標『首位打者』です。吉井監督になって2位、3位、あとは優勝しかない。（首位打者は）すごい壁ですけど、プロに入ってから取りたいとずっと言っていたタイトルなので、頑張りたい」 そして、福島への想いも。 佐藤選手「生まれて育った場所、福島のおいしいものを食べて大きくなったし、福島を背負って甲子園に出たこともあるし、そういう意味も込めて（福島は）僕の青春です。あとはこれから恩返しです」 ふるさと福島への恩返しのために、応援してくれる仲間のために。今年もさらなる飛躍へ向けて走り出します。 今回昔のチームメイトにも話を聞きましたが、みんな口をそろえて言うのが、佐藤選手は元からとびぬけて上手な選手ではなかったということ。自分で選んだ場所で努力をし続けたこと、何より、誰からも応援される人柄が、いまの佐藤選手の活躍に繋がっているのかもしれません。今年も活躍に期待です。