松下洸平 「何それ、無理難題」監督から課せられた“青島さんイズム”継承「僕なりにやってみた」
俳優の松下洸平(37)が15日、都内で映画「室井慎次 生き続ける者」の初日舞台あいさつに出席。“青島さんイズム”を表現し、主演の柳葉敏郎(63)から褒め言葉をかけられる場面があった。 【写真】フォトセッションに応じる(左から〕筧利夫、真矢ミキ、齋藤潤、前山くうが、柳葉敏郎、前山こうが、福本莉子、松下洸平、本広克行監督 警視庁捜査一課・桜章太郎を演じた松下。本シリーズには本作が初参加となった。「緊張感のある素晴らしい現場に参加できてうれしい。柳葉さんの芝居が大きなスクリーンで見られると、思うとうれしさを感じました。その思いが伝わればいいなと思っております」とあいさつ。 本シリーズを初めて見たのは小学生の時で「ずっと拝見し続けている。映画の一作目はあまりにも面白くて、映画館に2回見に行きました。自分が作品の一部になれているのは、不思議な感じがしています」と語った。 撮影直前に本広克行監督から「桜さんは青島刑事の匂いがする人でいてほしいと言われて…何それ、無理難題と思って、できるわけないじゃないですか!」と恐れ多かったという。「遠く及ばないですけど、この作品を通じて、青島さんのような、組織に縛られない感じで前に突き進んでいくという姿が桜さんの中にもあったような気はする。“青島さんイズム”というのを、ご覧になっている方にちょっとでも感じてもらえたらと思って、僕なりになってみた」と説明。 松下の思いは演技に表現されていたようで、柳葉から「思いっきり感じた!ほんと!改めて、室井がもう一つ背筋を伸ばさせておらった現場でした」と絶賛されると、「ほんとですか?」と驚くも「ありがとうございます」と喜んでいた。