ランウエー列車、古都快走 テーマは持続可能性
捨てられるはずだった着物を作り替えたワンピースなど、サステナビリティー(持続可能性)をテーマとして、走行中の列車内や駅のホームをランウエーにファッションショーをするイベントが13日、京都市北部に路線を持つ叡山電鉄で開かれた。沿線にある京都芸術大の3年生が、1年間の授業の集大成として企画、運営した。 事前に応募した客らを乗せ、列車は出町柳―八瀬比叡山口を結ぶ叡山本線を約15分間走行。モデルとなった学生の友人らが電車内や到着した駅のホームをさっそうと歩き、非日常を演出した。 大学と叡山電鉄が昨年、まちづくりなどで包括連携協定を結んだことをきっかけにショーが実現した。