帝京大学、5戦全勝の明治大学を破り1敗をキープ 対抗戦グループ4連覇へ望み【関東大学ラグビー対抗戦】
◇17日 関東大学ラグビー対抗戦 帝京大48―28明大(秩父宮ラグビー場) 3日の早大戦に敗れ、対抗戦グループの連勝記録が25で止まった帝京大が、5戦全勝の明大を破り1敗をキープ。対抗戦グループ4連覇へ望みをつないだ。 「早大戦は個人個人で戦いすぎた。今日は最初から全員で、チームでアタックするというマインドで臨みました」 青木恵斗主将(4年)の言葉通り、帝京大は試合開始の相手キックオフを捕ると自陣深くから思い切ってアタックし、6分にWTB生田弦己(3年)が先制トライ。23分と40分には青木主将自らトライを決めるなど前半だけで5トライを奪い33―7とリード。後半は明大の反撃を浴びたが48―28で逃げ切った。 相馬監督は「青木主将が『苦しいときはオレの背中を見ろ』と言ってチームを引っ張ってくれた。チームで一番体を張る素晴らしいキャプテンです」と青木をたたえた。 帝京大は5勝1敗の勝ち点31で明大と並び暫定首位。1試合少ないながら5戦全勝、勝ち点30で実質リードしている早大の結果次第だが、帝京大が残る筑波大戦(30日)に勝てば対抗戦4連覇の可能性が残る。
中日スポーツ