J2モンテディオ山形 渡辺晋監督が続投「要請してくださったクラブに感謝」…FWディサロとMF土居も契約更新
J2モンテディオ山形は1日のJ1昇格プレーオフ(PO)準決勝で岡山に0―3で敗れ、2015年以来10年ぶりのJ1復帰はならなかった。2日に渡辺晋監督の続投が決まり、今夏に加入したFWディサロ燦(あきら)シルヴァーノとMF土居聖真が来季の契約を更新。シーズン9連勝締めに貢献した主力の残留は大きな力となる。 渡辺監督はクラブを通じて「このような成績にも関わらず、来季の続投を要請してくださったクラブに感謝しております」などとコメント。チームは昨季、今季ともシーズン序盤で苦戦しながら夏場以降に盛り返しているが、来季はディサロと土居が開幕前のキャンプから準備を整えられるため、連携面のさらなる強化が期待できる。ディサロは「このチームでシーズン最初から戦えることがうれしい」と話し、土居も「リーグ優勝できる力強いチームになりたい」と誓った。 クラブの24年度売上高は24億3900万円の見通しと好調。シーズン平均観客動員はリーグ5位の1万265人と、J2在籍時では初めて1万人を超えた。初のホーム開催だったPOには1万8006人が来場。多くの後押しを得て、J1の舞台へ再挑戦する。
報知新聞社