ギャルネイルをアピールする小林幸子（撮影・小渕　日向子）

　歌手の小林幸子（70）が28日、千葉・幕張メッセで行われた「ニコニコ会議2024」に出席し、ギャル界のラスボス「さちぴ☆」としてボカロ楽曲のDJパフォーマンスや生歌唱を披露した。 【写真】ド派手な衣装で登場しギャルポーズをきめる小林幸子 　「ラスボス」の愛称で親しまれ、「日本にニコニコを届ける」をコンセプトに、これまでニコニコ会議で巨大衣装の歌唱のみならず、プロレスラー、ヘビーメタル、サウナの支配人など、様々な豪華衣装と熱いパフォーマンスを披露してきた小林。常に明るくポジティブな姿勢で日本全国に笑顔と元気を届けてきた。 　今年は、1990年代から2000年前半の平成ブームから約20年の時を経て“Z世代”を中心に再熱している「ギャル」がテーマ。昨今のギャルブームは、ファッションのみならずギャル特有の「前向きな姿勢」「人に振り回されない」「嫌なことがあってもくよくよしない」などポジティブな“マインド”にも注目が集まっている。 　まさに“ギャルマインド”を持つ小林は、ギャル界のラスボス「さちぴ☆」として、金髪にガングロメイク、ピンクと白でまとめたド派手な衣装で「超踊ってみた」ブースに登場し、ボカロ楽曲のDJパフォーマンスや生歌唱を披露。ギャル雑誌「egg」のモデルや、ギャルファッションに身を包んだ踊り手とともに、楽曲に合わせて“ギャル全開”のパラパラで会場を盛り上げた。 　イベント後、報道陣の取材に「どうもさちぴで～す！くせになりそう！」と上げ上げのテンションで登場。 　「DJ生まれて初めてやらせて頂いて、（DJは）デビューすぐできそうだと思っていた。プロの方に教えてもらっって、ものすごく大変巧みに音を操って曲を作っていくのはすぐにはできない」と感じたという。「この年齢でやるていうのもね」と感慨深い表情で「なるほどなと思いました」と語った。 　最初はできるか不安もあり「最初はおどおどしてましたけど、本番できた」とパフォーマンスには大満足で、自身のギャル姿も「けっこうかわいいな」と自画自賛。ファッションポイントは「ミニスカート」と美脚をアピール。「見ていました?奇麗でしょ」と笑みを浮かべた 　続けて、「変身願望があったらやってみてください。やってみたら分かる。面白いですよ」と“ギャル”への変身をオススメ。 　「新しい自分を発見するのに年齢関係ないです。楽しいなと思ったら一つの趣味としてやってみてほしい。オススメします、特に女性に」と可愛らしくアピールした。