1月10日は「110番の日」急増する緊急通報の誤発信や無応答は携帯電話の機能が原因か
大分放送
1月10日は「110番の日」です。警察に緊急通報する110番ですが、いま誤発信や不要不急による通報が急増しています。 【写真を見る】1月10日は「110番の日」急増する緊急通報の誤発信や無応答は携帯電話の機能が原因か (県警察本部通信指令センター・栁澤和直副所長)「不要不急の件数が30パーセントもあると私たち指令センターも限られた人数で受理をしているから支障が出る可能性があるので心配」 大分県内で去年受理された110番はおよそ7万7000件。このうち間違いや不要不急による通報が3割を占めていて、おととしから4000件近くも増加しています。 (県警察本部 通信指令センター・栁澤和直副所長)「化粧品を買ったがCMみたいに白くならないとか、レストランで食事をしていて食事が来ない遅いので警察から注意をしてもらえないかという要望がある」 不要不急の通報以外にも携帯での誤発信が増加しています。 (堤遼志郎記者)「電源ボタンを何度も押すとアラームと一緒に緊急連絡先に繋がります」 かばんやポケットの中で携帯電話の電源ボタンが5回押されてしまい、知らない間に110番通報してしまうケースが急増しています。緊急通報先の電話番号は変更可能で機能をオフにもできることから今一度、携帯を見直すことが必要です。 (県警察本部 通信指令センター・栁澤和直副所長)「迷ったときは110番していただいて結構です。ただし今一度考えていただいて、不要不急の場合は最寄りの警察署や相談専用ダイヤル#9110を活用してほしい」
大分放送